All Time Low "Some Kind Of Disaster"
つい先日である4/3、All TIme Low(以下ATL)の新アルバム「Wake Up, Sunshine」がリリースされた。
僕はApple Musicに加入しているため、シングルとして徐々に楽曲が公開されていく度めちゃくちゃに期待度を上げていっていたのだが、リリースされてから今日までヘヴィロテしている。それくらい良い曲が多い。っていうか良い曲しかない。
頭でMVを貼ってしまったし記事のタイトルからして今回和訳する曲はもうバレてしまっているのだが、これから数回にわたってこのアルバムを全曲和訳しようと思う。
結局BMTHのamoですら全曲和訳してないのに浮気か???という感じだが、あまりにもこのアルバムが良すぎた。許してほしい。
というわけで今回は一番最初に公開された「Some Kind Of Disaster」。
なんかこう、正直冒頭でごちゃごちゃ御託並べるのもお目汚しのような気がして申し訳なくなってきたからもうしないかもしれない。いずれにせよ今回は割愛。
Some Kind Of Disaster
I'm a liar, I'm a cynic
僕は嘘つき、そして皮肉屋
I'm a sinner, I'm a saint
僕は罪人、そして聖人
I'm a loser, I'm a critic
僕は負け犬、批評家
I'm the ghost of my mistakes
僕は過去の過ちの亡霊
And it's my fault that I'm still the one you want
まだ君に求められるがままになってるのは全部僕のせいなんだ
What are you after?
何を探しているんだろう?
Some kind of disaster, yeah
大失敗のうちの一つさ
I woke up from a never-ending dream
終わらない夢から目覚めたんだ
I shut my eyes at 17
17歳のときから眠り続けてた
I lost every moment in between
間にあった出来事はすべて失くしてしまった
I felt the sun rise up and swallow me, yeah
太陽が昇って、僕を飲み込んでしまうって感じたんだ
And it's my fault that I'm still the one you want
僕が変われないのは全部僕のせい
I'm a liar, I'm a cynic
僕は嘘つき、そして皮肉屋
I'm a sinner, I'm a saint
僕は罪人、そして聖人
I'm a loser, I'm a critic
僕は負け犬、批評家
I'm the ghost of my mistakes
僕は過去の過ちの亡霊
And it's my fault that I'm still the one you want
まだ君に求められるがままになってるのは全部僕のせいなんだ
What are you after?
何を探しているんだろう?
Some kind of disaster, yeah
大失敗のうちの一つさ
I crashed down from a high that felt so real
高いところから叩き落されるような、そんな実感があったんだ
I never knew how much it would hurt to feel
それを感じるのがどれだけ苦痛かなんて知る由もなかった
You gotta hurt sometimes to learn to heal
癒し方を知るには痛みを知らなきゃいけないときもある
You gotta get back up and learn to deal, yeah
立ち上がって、上手い付き合い方を学ばないとね
And it's my fault that I'm still the one you want
僕が変われないのは全部僕のせい
I'm a liar, I'm a cynic
僕は嘘つき、そして皮肉屋
I'm a sinner, I'm a saint
僕は罪人、そして聖人
I'm a loser, I'm a critic
僕は負け犬、批評家
I'm the ghost of my mistakes
僕は過去の過ちの亡霊
And it's my fault that I'm still the one you want
まだ君に求められるがままになってるのは全部僕のせいなんだ
What are you after?
何を探しているんだろう?
Some kind of disaster
大失敗のうちの一つさ
Well, I've sung this song a thousand times
ああ、僕はこの歌を何千回と歌ってきたんだ
I wore the crown, I sold the lie
王を気取って嘘を売ってきた
I lived the life and paid for every crime, yeah
そんな生き方をして、罪をひた隠しにしてきた
It's all downhill 'till it's a climb
ずっと下り坂を下ってきたんだ
Through blood and tears, but I don't mind
登るのに血の滲むような努力が必要だろうけど、構わない
I'll just keep singing on and on and on
何度だって歌ってやるさ
And it's my fault that I'm still the one you want
僕がこのままでいるのは僕の意志なんだ
'Cause I'm a liar, I'm a cynic
だって僕は嘘つき、そして皮肉屋だ
I'm a sinner, I'm a saint
僕は罪人、そして聖人
I'm a loser, I'm a critic
僕は負け犬、批評家なんだ
I'm the ghost of my mistakes
僕は自分の失敗に縛り付けられてるんだ
And it's my fault that I'm still the one you want
僕が変われないのは僕のせいだよ
Yeah, it's my fault that I'm still the one you want
ああ、僕がこのままなのは君のせいじゃない
What are you after?
何を探してるかって?
Some kind of disaster
大失敗のうちの一つさ
蛇足
いや和訳がむずい。
こういう...メンタリティに関する曲?はマジで言葉にするのが難しい。
幸い、ニュアンスで大体何を伝えたかはある程度分かってはいるのだが、それを腑に落ちる形で文章として表現するのはかなり骨が折れる。
でも、こうして母語にすることで味わい深くなる部分は必ずしもあると思っているので、めげない。しょげない。
つまるところ、この曲には自分の失敗に寛容になる、というテーマがあるのではないかと思う。
人によって違いはあれど、誰しも許容しきれない自分の嫌いな部分というものはあると思う。
それがこの曲で言う"I'm a liar, ...... I'm a critic"だ。
それによって大失敗をし、自分を責める。けれど、それだって自分の一部であり、貴重なパーソナリティだ。その部分を否定されれば、多少なりともショックは受ける。
だから、自分の失敗や嫌いな部分に関して寛容になって、自分を愛そう。
その失敗は、いくつかあるうちの失敗のひとつにすぎないんだから。
大まかに意味を書くとこんな感じなのではないか、と思う。
ただ、MVで最後Alexが取り残されているように、まあそんな簡単にはいかないのが現実だ。
理想ばかりではなくそういったジレンマ、メンタリティの深いところまで表現してくれるのがATLの素晴らしい部分だし、僕はそこにめちゃくちゃ惹かれている。
書いていたら楽しくなってきてしまったので今回はこのあたりで。蛇足のくせに長い。