Welcome to Oblivion

ロクなことを書きません

Bring Me The Horizon "Happy Song"

 

またもBMTH。もう全曲訳す勢い。

これだけハマったアーティストもそうそういないんだが、僕の魂の形と歌がめちゃくちゃ一致してるのだ。皮肉的だったり、悲観的だったり、時には感情的だったり。

英語の勉強にも一役買ってくれているし、BMTHが活動している限りは死にたくないな、と思い始めている。他にも僕を生きさせてくれている要因は数多くあるのだけど。

 

Happy Song

S-P-I-R-I-T, spirit, let's hear it

魂、その声を聴いてみよう

S-P-I-R-I-T, spirit, let's hear it, let's go!

魂、その声に耳を傾けてみよう、レッツゴー!

 

I've had enough

ずっとうんざりしてたんだ

There's a voice in my head says I'm better off dead

頭の中の声が、ずっと「お前は死んだほうがいい」って囁いてくる

But If I sing along a little fuckin' louder

だけど、クソみたいにデカい声で歌うんだ

To a happy song, I'll be alright

ハッピーソングをね、そうすればきっと大丈夫さ

 

You want to give up

君は諦めてしまいたいって思ってる

Gave it all that you've got and it stll doesn't cut

君のすべてを注ぎ込んだのに、未だ至らないから

But If you sing along a little fuckin' louder

だけど、クソみたいにデカい声で歌おうよ

To a happy song, you'll be just fine, 'cause...

ハッピーソングをね、そうすれば君はきっと大丈夫だよ、だって...

 

Every now and again we get that feeling

その感情を何度も抱いてる

And the great big void inside us opens up

そして、僕らの中にある巨大な空虚がその孔を開ける

And I really wish that you could help but my head is like a carousel

君なら僕を助けられるって本当に願ってたけど、悪い考えが止まらないんだ

And I'm going round in circles, I'm going round in circles

ぐるぐると、ずっと同じ考えが巡ってる...

 

S-P-I-R-I-T, spirit, let's hear it

魂、その声を聴いてみよう

S-P-I-R-I-T, spirit, let's hear it

魂、その声に耳を傾けてみよう

 

We are possessed

僕らは狂気に憑りつかれてしまった

We're all fucked in the head, alone and depressed

頭の中でくたばってるし、独りで意気消沈してる

But if we sing along a little fukin' louder

だけど皆でクソみたいにデカい声で歌うんだ

To a happy song, maybe we'll forget, 'cause...

幸せな歌をね、そうすればすべて忘れられる、だって...

 

Every now and again we get that feeling

その感情を何度も抱いてる

And the great big void inside us opens up

そして、僕らの中にある巨大な空虚がその孔を開ける

And I really wish that you could help but my head is like a carousel

君なら僕を助けられるって本当に願ってたけど、悪い考えが止まらないんだ

And I'm going round in circles, I'm going round in circles

ぐるぐると、ずっと同じ考えが巡ってる...

Don't wake us up, we'd rather just keep dreaming

起こさないでよ、眠って、夢をみていたほうがましなんだ

'Cause the nightmares in our heads are bad enough

現実と違って悪夢はこれ以上悪くならないからね

And I really wish that you could help but my head is like a carousel

君が僕を助けてくれるって願ってたのに、きっと君はそうしてくれないんだろうな

And I'm going round in circles, I'm going round in circles

 どうせ、ずっとこのままさ...

 

The world has coalesced

この世界は一つになった

Into one giant mess of hate and unrest

嫌悪と不安という巨大な混乱の中で

So let's all sing along a little goddamn louder

だから皆、クソデカい声で叫ぶんだ

To a happy song and pretend it's all okay

ハッピーソングを、そして何事もないふりをしよう

 

So let's sing along

歌おうぜ

Let's sing along

さあ、今だ

A little fuking louder!

もっと大きく!

A little fuking louder!

まだ足りないぞ!

Well, don't you feel so much better?

なあ、ちょっとはマシな気分になったかい?

 

S-P-I-R-I-T, spirit, let's hear it (Well, that's the spirit)

魂、その声を聴いてみよう(ああ、これが魂だ)

S-P-I-R-I-T, spirit, let's hear it, (Yeah, that's the spirit)

魂、その声に耳を傾けてみよう(そうさ、これこそが人間の核だ)

 

蛇足

基本、僕が和訳するときはGeniusを見ながらわからない単語を調べて、ネイティブの解釈+付加情報に更に自分なりの解釈を加えて...という工程を踏んでいる。

しかし、今回はプラスで日本人の先駆者様の和訳から学ばせてもらった部分もある。

"Gave it all that you've got and it stll doesn't cut"

上記の表現を、最初はgive upがかかってるのかな、と思い全てを捨ててしまいたいだかなんだかって解釈していたのだが、他のサイトを見るとどうもマチマチでどうなってんだと思っていた。

そこで、後半の"it still doesn't cut"を調べてみたところ、cut itには”ある一定の水準を満たす"みたいな意味もあるらしいということがわかり、今の訳に落ち着けたのだ。

やっぱり、比較対象が存在する、っていうのは良いことでもある。悪い点もいっぱいあるが。

今回の悪い点の一つとして、やっぱり皆本当の鬱の気持ちは分からないんだな、と実感してしまったってのがあった。

my head is like a carouselの部分とか、というかコーラスの部分はそういう状態に陥ったことがある人ならドチャクソ共感ポイントなのだが、他の人の和訳を見てみるとどうも淡白な印象しか見受けなかったのだ。

今更「皆みたいに気楽に生きたいな」だとかは思わないが、この"不理解"もまた僕たちが"幸せな歌"を口ずさむ理由になってるんだろうな、とか思ったり思わなかったり。