Welcome to Oblivion

ロクなことを書きません

My Chemical Romance "Planetary (GO!)"

お久し振りです。なんだかこのブログで記事を書くたびにお久し振りだとかご無沙汰してますだとか言ってる気がする。気のせいかもしれないし気のせいじゃないかもしれない。この位のゆるい感じだからこそ続けれてるんだろうな。多分義務化とかされたら一発でやめる気がする。

ってことで(?)今回はMy Chemical Romance(以下MCR)が2010年に発表した"Planetary (GO!)"。また随分と古い曲を出してきたな、という感じ。

毎回この冒頭部分でちょっとしたアーティスト情報とか書いてるんだが、今回に限ってはそんなもの要らないだろう。このページにくる人でMCR知らん人とかいる?まずいないと思う。

僕はMCRには割りと思い入れがあって、といっても長々と語れるほど大層なものでもないんだけど、とにかくちょっとした思い出があってそれを書くと自分語りクソ野郎になってしまいかねないので冒頭部は早々に切り上げて本題に入ろう。

再結成が決定し再びロックシーンを騒がせそうな彼ら。偶然ここに辿り着いて彼らのことを知らない人。まだ遅くない。っていうか今がその時だ。聴いてくれ。

 

Planetary (GO!)

There might be something outside your window, but you just never know

外の世界を眺めてみれば何かいいものが見つかるかも、でも君は知らないんだろうな

There could be something right past the turnpike gates, but you just never know

世界にはいろいろなものがあるってのに君は見ようともしない*1

 

If my velocity starts to make you sweat, then just don't let go

もし僕についてこれないっていうなら、僕の手をしっかり握っていて

And if their Heaven ain't got a vacancy, then we just get up and go!

そしてもし彼らの言う天国が満員だっていうなら、さっさと立ち上がっておさらばしよう

 

Ladies and gentlemen, truth is now acceptable

紳士淑女の皆さん、真実はようやく満足のいく形になりました

Fame is now injectable, process the progress

名誉は手軽に作れるようになって、経過は観察中

This core is critical, faith is unavailable 

社会はもう限界だね*2、信頼は「ただいま調整中」さ

Lives become incredible, now please understand that

もはや人生は信用できないんだ、何卒ご理解のほどをってね

 

I can't slow down, I won't be waitng for you

減速なんてできなよ、君を待つつもりもない

I can't stop now, because I'm dancing

もう止まれないさ、だって僕は踊ってるんだから

This planet's our to defend, ain't got no time to pretend

この居場所は僕らが守らなきゃ、そんなこと言うまでもないことでしょ?

Don't fuck around, this is our last chance

茶化さないでよ、これが僕らの最後のチャンスなんだから

 

If my velocity starts to make you sweat, then just don't let go

もし僕についてこれないっていうなら、僕の手をしっかり握っていて

'Cause the emergency room got no vacancy, then we just get up and go!

避難所はもう満員らしいからさ、だからさっさと立ち上がっておさらばしよう

 

[Chorus]

Who they want you to be, who they wanted to see

奴らは君にどうなってほしかった?奴らは誰を見たがってた?

Kill the party with me and never go home

僕と一緒にパーティーを湧き立たせて、遠くへ旅立ってしまおう

Who they want you to be, who they wanted to see

奴らの思い通りになるな、思惑なんて蹴散らそう

Just leave the party with me and never go home

一緒にパーティーの席を立ってさっさと消えてしまおう

 

You're unbelievable, ah so unbelievable

君は信じられないな、ああ、マジで信じられない

Ah, you ruin everything, oh, you better go home

ああ、君はすべてを台無しにしていく、もう家に帰って大人しくしててくれ

I'm unbelievable, yeah, I'm undefeatable

僕だって信じるに値しないんだけどね、その通り、僕は無敵なのさ

Yeah, let's ruin everything, blast it to the back row

よし、全部ぶっ壊しちゃおうぜ、最後列にまでぶっ飛ばせ

 

They sell presentable, young, and so ingestible

奴らは見栄えと若さを売ってるんだよ、それは魅力的に見えるよね

Sterile and collectible, safe, and I can't stand it

清潔で、綺麗で、安全で...僕には耐えられないね

This is a letter, my word is the Beretta

これは僕からの手紙、僕の言葉はベレッタだ*3

The sound of my vendetta against the ones who planned it

この音はこんなことを仕組んだ奴らへの復讐なのさ

 

If my velocity starts to make you sweat, then just don't let go

もし僕についてこれないっていうなら、僕の手をしっかり握っていて

'Cause the emergency room got no vacancy

避難所はもう満員らしいからさ

Tell me, who do you trust, do you trust?

教えてよ、誰を信じる?君は信じられる?

then we just get up and go!

さあ、さっさと立ち上がっておさらばしよう

 

[Chorus]

 

You keep eternity, give us the radio

君は永遠を望んでる、僕らにラジオをくれないか?

Deploy the battery, we're taking back control

バッテリーを組み込んで、僕らは主導権を取り戻せる

Engage the energy, light up the effigy

エネルギーを満たして、その人型を照らし出せ

No chance to take it slow, by now, I'm sure you know

慎重さなんてクソくらえ、今に見てろよ、君は思い知る

Get up and go

さあ、立ち上がって行こう

 

[Chorus]

 

Are we still having fun? Are you holding the gun?

まだ楽しめてるかい?まだ銃を構えてるかい?

Take the money and run, we'll never go home

金を掴み取って走れ、もう僕たちは戻らない

I've got nothing to lose, you've got nothing to say

もう失うものなんてないし、言うべきこともないでしょ

And we're leaving today, we'll never go home

今日ここを旅立って、もう二度と戻らないさ

 

I think I'm gonna go now

進み続けよう

I think I'm gonna go now

進み続けるんだ

I think I better go now

行かなきゃならないんだ

Going to go now *4

行くんだ

Go now, going to go now

行け、行くんだ

Go home

よし、家に帰ろう!

 

蛇足

どうやらこの歌、「悔いのないように生きろ、他人にへりくだるな、媚びるな、自分らしくあれ」って歌らしい。

わかる。めちゃわかる。途中までは最高にそういう反骨精神出てて最高だった。

が、最後のGo homeは何なの...?帰っちゃってんじゃん。家に。

なんか上手い訳があるんだろうか。知りたい。

あとこんなところで書くことじゃないんだけど、前回の"Ludens"和訳記事がめちゃくちゃ人気でビビってる。新曲パワーってすげー。

せっかく見てくださる人も増えてきたのでなんかリクエストとかおすすめとかあれば募集してますってここで小さく言っておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:直訳すると"高速道路のすぐそばには何かがあるだろうに、君は知らない"になる。Geniusによるとこのパートはリスクと対価の旨を歌っているらしいため、このような訳にした

*2:直訳すると"この核は臨界点にある”となる。原子力発電所と現代の社会を対比して、社会が限界点に到達していることに言及していると認識、意訳した

*3:本題から離れるため簡単な解説にとどめるが、ベレッタとはイタリアの銃器メーカーのこと。米軍にも採用されていたM92ハンドガンなどが有名...?